病気やケガで入院、手術をするとなると、本人はもちろん家族も慌ててしまうでしょう。
病気やケガと戦う本人は不安と苦痛に・・・。
そして家族は、不安と共に経済的な負担も背負わなければなりません。
高額な医療費がかかった場合、加入している保険(国保や健康保険)があれば、一定額以上の負担はありません。
たとえ一時的に病院に支払ったとしても、申請することによって払い過ぎたお金は戻ってきます。
健康な人が、具合の悪い人の負担を支えるシステムが、保険であり、高額療養費の申請によって守られています。
入院などにより高額な費用がかかった場合に、一定額以上の支払い分については、申請により還付されることを説明しました。
では手続きはどの様にするのでしょうか。
この申請については、加入している保険によって変わってきます。
国民健康保険に加入している場合は、市役所などの行政機関に手続きをします。
医療費を支払った病院の領収書、印鑑、保険証、預金口座のわかるものを持参し、窓口に備えてある申請書に必要事項を書き入れます。
健康保険の場合は、その保険組合のやり方がありますので、一律ではありません。
自分で申請をして還付金を受ける場合と、企業が病院のレセプトに添って申請し、給付がおりたら給与に併せて支給される場合などがあるようです。
具体的な手続きについては、ご自分の加入する保険団体にご確認ください。
高額療養費を申請できるのは、治療費であるということが原点です。
美容整形にかかった費用、矯正歯科にかかった費用などは、治療目的ではないので自由診療となり、高額療養費の申請対象にはなりません。
また病院での食事代、差額ベッド代金も、医療費とはならず申請の対象から外れます。
この差額ベッド代、個室を希望した場合は差額ベッド代が発生することは、入院の経験がなくても何となく想像つきます。
しかし4人部屋までは個室扱いで、差額費用が発生するのです。
治療・療養が長引く場合には、これらの負担についても配慮が必要かもしれません。